初めての履歴書作成
就職するときに必要になるのが「履歴書」。
限られたスペースしかない履歴書では、少ない情報量でいかに自分に興味を持ってもらえるかが重要です!
面接を行う際はこの履歴書を元に進めるので話題のきっかけになるものは多いほうが良いです。
また、何よりもミスをしないことが大切です。履歴書を書くコツを掴んで、自分をうまくアピールしていきましょう。
◆振り仮名
名前と同じく出来るだけ大きく書きましょう。
また、振り仮名は「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」とあればカタカナで書きましょう。
◆日付け
郵送したならポストに入れた日(投稿日)、
持参なら、前日もしくは持参した日を書きましょう。算用数字(123)で統一したほうがいいです。
また履歴書全体でも西暦、元号どちらかで統一しましょう。
◆生年月日・年齢
履歴書全体で統一した西暦、元号で記入します。
年齢に関しては履歴書を記入した日時点の年齢を記入します。
◆印鑑
どんなに急いでいても、押すのは忘れないこと!
かすれたり、曲がったりする押し方も×。履歴書の下に紙を一枚敷くとキレイに押せます。
◆写真
基本カラーで横2.4〜3cm、縦3.6〜4cmが一般的です。また写真は3ヶ月以内に撮ったものを使うこと。
また履歴書は面接後に採用担当者の手元に残ります。少しでも印象が良くなるように出来れば写真館で撮ってもらった方がベターです。
当たり前ですがスナップ写真は絶対に使わないこと。また写真の裏には名前を記入しておきましょう。
万が一履歴書から写真が剥がれてしまった場合でも誰の履歴書写真か判別することが出来ます。
◆住所・電話番号・メールアドレス
住所は都道府県からアパートなどの部屋番号まで省略せずに書きましょう。
フリガナなども入れておくと親切です。
電話番号に関しては家にいないことが多いなら普段いる場所や携帯番号の連絡先を記入し
記入の際は市外局番などもを省略せず書きましょう。
メールアドレスについても同様で、できるだけすぐに確認できるものを用意しましょう。
◆学歴
履歴書全体で統一した西暦、元号で記入します。
基本的には義務教育期間の記入は書く必要はありませんが記入する場合は卒業年次のみで大丈夫です。
高校以降に関しては入学年次も合わせて記入しましょう。
また学校名は略さず県立か市町村立か私立であるかや学部・学科なども書くのも忘れずに。
『同校卒業』などのように、省略した書き方は手抜きと思われることもあるので避けましょう。
◆職歴
履歴書全体で統一した西暦、元号で記入します。
こちらも学歴同様企業名など『株式会社』を『(株)』と省略したり、『鐵工』を『鉄工』と略字を使わないように注意しよう。
アルバイトも立派な職業なので、よほど短期間のアルバイトでない限り残さず書いておきましょう。
また面接時点でまだ別の企業に在籍している場合は退職予定日も合わせて記入しましょう。
最終行では「現在に至る」、その一つ下の行右寄せで「以上」と記入します。
また行数が限られていてスペースが足りない場合はアピールしたいポイントや詳細に関しては
職務経歴書を別で用意し「詳細は職務経歴書記入」と書いておき、準備しておくと良いでしょう。
◆資格・免許
基本的には他の箇所と同様に資格・免許についても略式ではなく正式名称で書いていきます。
自分のセールスポイントにもなるので、持っている資格や免許で業務に活かせそうなものは積極的に書いておきましょう。
また勉強中のものも取得予定時期と合わせて記入することも出来ます。
◆得意な学科、趣味、スポーツ
得意な学科は、現在自分が得意なものや趣味に関するものを書いておきましょう。
その他も書いておけば話題作りになります。
◆志望動機
志望動機ではあなたが何を求めて転職を考えているのかをPRする欄となります。
その際にはなぜその業種を志望するのか、なぜたくさんの企業がある中でその会社を志望するのかを
自分なりの考えで記入していきます。またあなたが会社に入ることでどのように貢献できるのかも合わせて
PRできると良いでしょう。
ただしウソは書かないこと!採用担当者は長年の経験者であることが多いです。
上辺だけを書いているとすぐにバレてしまい印象が良くありません。
◆出社可能日
いつから出社できるのか、という情報は意外と重要です。
できるだけ早めに出社できることをアピールすれば、やる気も伺えて好印象を得ることが出来ます。
●ひとくちメモ
履歴書はプラスの部分を見るためのツールとしても使われますが逆にマイナスの部分を見るための側面も持っています。
書き間違えた箇所を修正液などで直していないか、日付が間違っていないか。書き方を間違えていないかなど
一般的な常識を持ち合わせているかどうかや、しっかりした人物かどうかを判断し、数ある応募の中から
ふるい落とすための判断材料としても使用されているのです。
せっかくの貴重なPRのツールですからきちんとした知識を身に着け最高の履歴書を完成させましょう。