保育士の仕事内容とは?働く両親をサポートし子供の成長を見守る重要なお仕事
保育士の仕事内容
保育士は日中仕事などで家を空ける保護者に変わり、乳幼児から小学校入学までの子供の身の回りの世話をするお仕事です。
また施設で生活を送る上で、生活習慣や集団生活に触れることで子供の成長のサポートなどを行います。
業務を行うには基本的に保育士の資格を取得していなければなりません。
資格がない場合は保育補助として保育士のサポートを行うことは可能ですがその場合は正社員よりもパートやアルバイトでの募集が多いようです。
保育士は保育所が主な働き場所ですが、保育所以外にも児童福祉施設や児童厚生施設など福祉施設などでも活かすことができます。
今回は代表的な保育所での仕事内容を紹介していきます。
子供の迎い入れ業務
保育所では子どもたちが来る前に出勤し迎い入れの準備を行います。
迎い入れ時には挨拶をしながら子供の体調チェックを行います。
子供は体調が変わりやすいため、体調チェックは朝だけではなく定期的にチェックを行います。
午前中の業務(お遊戯・昼食・お昼寝)
その後朝礼を行い音楽や絵本の読み聞かせ、工作などその日のスケジュールに沿って子どもたちと時間を過ごします。
お昼になったら配膳業務を行い園児と昼食を取り、食後は歯磨きなどを手伝います。
昼食後は子どもたちのお昼寝の準備を行い寝かしつけます。
子どもたちがお昼寝中には保育日誌の記入などの事務作業を行います。
午後の業務(お遊戯・お見送り・明日の準備)
お昼寝後は布団の片付けを行い、またスケジュールに従い子どもたちと時間を過ごします。
時間となったら帰りの会を行い、迎えに来た保護者へ子供を引き渡しながら今日遊んだことなど子供の様子を共有します。
中には親御さんが遅い場合などの対応として延長保育の受け入れを行っている園もありますが、最大でも1時間ほどが通常のようです。
その後は園内の掃除や事務作業を行い、明日の業務準備を行います。
その他の業務
保育所では季節ごとに発表会やお誕生日会など様々なイベントを行っています。
イベントの際には事前の準備やスケジュールの調整など様々な業務を行います。
保育士で働くメリット・デメリット
保育士で働くメリット
安定した職業
両親共働きが主流となりつつある今、保育所の需要が年々高まっているため保育士の仕事がなくなることはありません。
また沖縄県は人口に対しての子供の数が他県と比べても高く、安定していると言えるでしょう。
子供の成長を感じられる。
小学校に入るまでの子供は心身ともにどんどん成長していきます。
1年を通して子供の成長を見守れることは大きな喜びを感じることができます。
保育士で働くデメリット
給与が低め
保育士の給与は他の職種と比べ、役職などがなく平均的に低い傾向にあります。
しかし全国的な保育士・保育所不足が問題となり、国や地方自治体が給与・待遇の改善に向けて動いており
少しずつですが改善に向かっている状況です。
残業があることも
子どもたちと過ごすだけではなく、保育士のお仕事には様々な事務作業が存在しています。
子どもたちをお見送りしたあとに事務作業を行うため、残業が多いところもあるようです。
また季節ごとのイベントの際には、事前準備が必要なため残業になることもあります。
保育士の仕事に向いている人・向いていない人
保育士に向いている人は何よりも子供が好きなことが挙げられます。
子供を預かるということは業務量はもちろんですが、安全を重視する必要があるため神経も使います。
そのため、心身ともにプレッシャーを感じるお仕事ですので子供が好きな方でなければ難しいお仕事です。
日々の子供の成長や保護者からの感謝の言葉などに喜びを感じたりやりがいを感じられる方が向いているお仕事です。
保育士の仕事で役立つ資格・スキル
保育士資格
保育のお仕事をするには保育士の資格が必要となります。保育補助として保育士のサポートを行うことはできますが
担任を受け持つなど保育士にしかできない業務もありますので、取得を目指すほうが良いでしょう。
幼稚園教諭免許
保育所であれば保育士の資格があれば働くことができますが、幼稚園での業務は幼稚園教諭免許の取得が必要になります。
幼稚園教諭免許には一種、二種、専修の三種類が存在し、学ぶ場所や年数によって取得できる免許に違いがあります。
まとめ
以上保育士の仕事内容についてでした。
令和3年版 少子化社会対策白書によると沖縄県は他府県と比べ出生率が1.82と全国1位となっています。
今後もたくさんの子供達が保育所を必要としているため、保育士は重要なお仕事となっています。
子供が大好きだという方はぜひ保育士にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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